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登録日: 2022年4月21日

記事 (18)

2026年7月13日4
ミドル以降の仕事への停滞感:キャリア・プラトー
テレビドラマ『花咲舞が黙ってない』に登場する銀行員、相馬健(40代)は、出世コースから外れ、組織に対する期待を持たず、臨店班という部署で「波風を立てないように」仕事をしていました。 そこに正義感の強い花咲舞(20代)が異動してきます。彼女の歯に衣着せぬ振る舞いが相馬の魂に火をつけ、これまでの経験を活かして花咲とともに様々な不正を暴いていくことになります。 出世の頭打ち「キャリア・プラトー」とは何か 従来の日本企業、特に大企業では「昇進」が仕事への大きなモチベーションの一つでした。しかし、組織のヒエラルキーは上に行くほど狭くなるため、ポストには限りがあり、どこかのタイミングで役職が頭打ちになります。 経営学では、この状態を「キャリア・プラトー」と呼びます(プラトーとは「高原」を指す言葉です)。 キャリア・プラトーに陥ると、一般的に社員の意識やパフォーマンスにマイナスの影響を与えると言われています。相馬のように、組織に対する期待を持たずに日々をやり過ごす状態になりがちです。 「タテの停滞」と「ヨコの停滞」 キャリアには、職位や資格等級の上昇を軸とする「タテのキャリア」と、仕事の幅の広...

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2026年7月2日3
優しい配慮がキャリアを止める? ──「マミートラック」
前回の記事では、家庭の事情を抱える女性部下に対し、「すぐに帰りなさい」と声をかける優しい上司のケースをご紹介しました。 もちろん、こうした心遣いをありがたく思う方は多いでしょう。しかし一方で、働く本人の「仕事に対する責任感」や「コミットし続けたい思い」を汲み取る視点も欠かせない、というお話をしました。 「マミートラック」とは? 今回は、そこから一歩進んだ「マミートラック」という問題について考えます。 女性が出産後、「難易度や責任の度合いが低く、キャリアの展望もない状態」(※1)に陥り、そこから抜け出せなくなる現象を指す言葉です。 この状態が生み出される背景には、以下の2つの思惑が絡み合っていると考えられます。 会社の都合: 「たびたび仕事を抜けることがあるなら、重要な仕事は任せられない」 上司の気遣い: 「家庭との両立は大変だろうから、仕事を軽くしてあげよう」 もちろん、マミートラック的な働き方(ペースダウン)をありがたいと思っている女性もいらっしゃいます。また、男性の立場から見れば「ダディトラックがあってもいいのに」「先のキャリア展望が無くなった自分は、さしずめオジトラックだな...

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2026年6月25日3
良かれと思った配慮が裏目に? 「無意識バイアス」
せっかく縁があって入社していただいた従業員、その力を存分に発揮して仕事してもらいたいものです 。でも、女性だから、お母さんだから、あまり無理はさせられないと考えていませんか? 女性社員も、子供や家族のことを最優先に考えているはずだから、優しい管理職はそこに応えてあげたいと思っていると思います 。一方で、子育てしている男性社員に対しても、彼の将来のことを考えている管理職は、彼が多少の残業をしてでも成果を積んで出世していくことが彼のためだろうと考えてるかもしれません 。 誰の心にもある「無意識バイアス」 男性だから、女性だから、〇〇だからという、「無意識化にある、人が経験や習慣、周囲の環境によって身につけた物の見方・考え方の偏り」を無意識バイアスといいます 。 無意識バイアスは、一度できると消し去ることは困難だとされています 。[1]しかし、自分に無意識バイアスがあることを認識すれば、必要に応じてその影響を緩めることが可能といわれます 。 その「優しさ」、本当に部下のためになっていますか? 勤務時間中に女性部下から子供のことで相談があったとき、どうするでしょうか 。...

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